お盆の風物詩、有明・コミケと徳島・阿波踊りの共通点とは?
徳島のお盆の風物詩はなんといっても阿波踊りだ。毎年8月12日から14日の4日間開催され、市の人口27万人を大幅に超える、延べ135万人の観光客が見物にやってくる。
一方、同じ時期の東京の一大イベントといえば、東京ビッグサイトで開催されるコミックマーケット(通称「コミケ」)が挙げられる。
2014年夏は3日間で55万人が来場。今年は8月14日~16日の日程で、初日から、都心と会場を結ぶりんかい線やゆりかもめが、始発から大混雑している。
アニメ好きの徳島人は、「阿波踊りを選ぶべきか、それともコミケに行くべきか...」とハムレットのような心境になるらしい。
夏コミケ88と徳島阿波踊りどっちらも行きたい(ノД`)・゜・。
— 雪獅子 (@yukishishi) 2015, 6月 28
3倍料金に地元民もビックリ
盆踊りと同人誌即売会。両イベントの趣向はまるで違っていて、お互いの会場も500キロ以上離れている。
時期が重なっている以外に何ら共通点はなさそうだが、似ているところが1つある。会場近くのコインパーキングの料金が跳ね上がるのだ。
徳島の場合、県庁や公園、学校、吉野川河川敷緑地などが臨時駐車場に充てられるが、市中心部に早い場所はすぐに埋まってしまう。離れた場所も結構混雑するし、16時前だと駐車場と中心部を結ぶシャトルバスが運行していない。
マイカー通勤で民間のパーキングを利用している人はさらに大変だ。この期間だけ徒歩通勤を余儀なくされるケースも出ている。
離脱。明日は徒歩で通勤...、アホくさいなあ。でも帰宅する時間帯に雨が降りそうでなあ。阿波踊り期間中で職場近くのパーキングが24時間3,000円になる(普段は1,000円)になるので、自動車通勤という選択肢はない。できればカッパも着たくない。
— cota (@takechico1975) 2015, 8月 12
徳島の阿波踊りに便乗して、パーキングエリアの料金が高くなっている。
これが、お盆料金かッ(;゜0゜) pic.twitter.com/x4DjLzPdJ9
— 星空 凛が可愛い件 (@demiRINosi) 2015, 8月 12
駐められる場所を確保できるだけ恵まれているのかもしれない。駐車場の空きが見つからなくて困っている人もいる。
阿波踊り期間中は駐車場がない... http://t.co/26yOopK5C3
— ちか (@chika1115) 2015, 8月 13
東京・有明は土日祝の昼と同一&最大料金休止
一方、コミケ会場の東京ビッグサイトから約1キロ離れた「タイムズ有明コロシアムサイド」の料金は、さらに上をゆく。
同パーキングは通常、平日・土日祝・夜間で異なる料金が設定されており、少なくとも平日は1日最大料金が設定されている。
ところが、13日~16日に限っては1日最大料金と夜間料金が休止となる。土日祝の日中料金と同じ30分当たり500円が時間に関係なくかかる。ということは――24時間利用すると2万4000円になってしまう。
需要と供給によって料金が変化するのは、ある意味で真っ当なことだが――。そもそもタイムズ有明コロシアムサイドは70台程度しか受け入れられない。コミケに行くなら公共交通機関を利用するのが常識だ。
コミケ周辺の駐車場の状況になります、ご確認下さい。えげつないです。 pic.twitter.com/7Zh6p9fGMN
— アニイベZのいちろーちゃん (@ichiro_chann) 2015, 8月 13
コミケなんてワシントン前駐車場に止めれば安いのに、なんでタイムズの写真が話題なのか理解できない
— ぼんぼり祭り行けません。 (@nakkeee_ep91) 2015, 8月 13
;コミケにTimes停めるとかねぇよ。
いい大人ならベイコートとかさ。そういう駐車場使えし。
そもそも車でくんなって言われてんじゃん...あのすし詰め電車はどうかと思うが。
— shrine(speed&weight) (@ShrineExpress) 2015, 8月 14