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福井の安売り王「ゲンキー」と西の雄「ラ・ムー」の間に、北陸「激安弁当戦争」が始まる?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.07.24 06:00
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ドラッグストアだけど売上の中心は食品

ゲンキー多治見西店(TaitaFkmさん撮影、Wikimedia Commonsより)
ゲンキー多治見西店(TaitaFkmさん撮影、Wikimedia Commonsより)

ゲンキーの特徴は、売上高における食品の比率が高いことだ。2015年6月期決算短信によると、食品が54.1%、雑貨が16.6%、化粧品が14.6%、その他が2.4%となっている。医薬品は12.4%を占めるにすぎない。関東を中心に展開するウエルシアも食品の取扱いは多いほうだが、それでも約24%にとどまっている。

ゲンキーのスローガンは「日本の物価を3分の1にするドラッグストア」だ。最新のチラシを見ても確かに安い。
最新のチラシをチェックした。表面に掲載されている商品の大半は食品で、その安さに驚く。

例えば丸岡店のチラシを読むと、7月22日(水)の特売品に「カルビー フルグラ 800グラム」が570円+税と書かれている。おひと家族様2点限りという条件がついているものの、東京都内の大手スーパーと比べて200~300円ほど安い。

ゲンキー丸岡店の最新チラシ(同社公式サイトより)
ゲンキー丸岡店の最新チラシ(同社公式サイトより)

いままでゲンキーはメガドラッグストア路線を採ってきた。売り場面積の標準フォーマットは300~600坪で並のスーパーよりも広い。スギ薬局のロードサイド店舗ですら150~400坪にすぎない。
パイの小さい福井では1人勝ちになるのも必然で、原子力発電所のあることで有名な美浜町や高浜町では、スーパーも含めて地域一番店となっている。

安売り弁当販売の裏にラ・ムーの影が!?
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