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福井の安売り王「ゲンキー」と西の雄「ラ・ムー」の間に、北陸「激安弁当戦争」が始まる?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.07.24 06:00
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日本の小売業はカテゴリーごとに覇者が存在する。コンビニならセブン-イレブン、スーパーならイオン、家電量販店ならヤマダ電機がそれにあたる。

一方、ドラッグストア業界は戦国時代まっただ中で、全国各地に地盤を持つチェーンが覇権争いを繰り広げている。北海道がツルハドラッグ、千葉がマツモトキヨシ、東京がサンドラッグ、ウエルシア、トモズ、神奈川がココカラファイン、愛知がスギ薬局、大阪がダイコクドラッグ、福岡がコスモス薬品といった具合だ。

福井県を本拠地に勢力を拡大しているのが、東証一部上場のゲンキー(坂井市)。福井・石川・岐阜・愛知の4県に124店舗を展開している。
2015年7月22日の福井新聞によると、税抜198円の格安弁当の販売を県内外の20店舗で開始した。弁当は4種類あり、いずれもご飯と漬物、ポテトサラダ、スパゲティが共通メニュー。メーンのおかずは鶏肉の空揚げや白身魚のフライ、コロッケを組み合わせて盛り付ける。全体で1日当たり約800個、1店舗当たり約40個の売り上げを目指すという。

ドラッグストアだけど売上の中心は食品
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