今「来てる」街・福岡! LINE Fukuoka移転で、IT都市化さらに加速するか
2015.07.23 18:21
すでに600人以上が福岡で働くLINE
福岡進出企業の代表格は、なんといってもLINEだ。
LINEは2013年7月、福岡に「国内第2の拠点」として、市内中心部に約1000人が働く新社屋の建設を発表、世間を驚かせるとともに「これからは福岡」の流れを決定づけた。森川亮社長(当時)は地元紙・西日本新聞の取材に、
「(福岡は)教育、物価、治安の面で東京より外国人が住みやすい。食事と空気もおいしい」
と話すなど、今後の海外展開に向けた前線基地として、福岡への強い期待をにじませていた。
それから2年。新社屋自体の建設は遅れているが、子会社であるLINE Fukuokaはすでに7月時点で従業員数が607人にまで到達(LINE本社は約900人)、名実ともに「国内第2の拠点」としての地位を築きつつある。