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イオン王国・北陸にコストコ・三井アウトレット参戦で、商業戦争勃発か

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.07.14 17:00
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イオン1強の富山西部~石川に楔を打ち込むか?

富山と石川の商業勢力図は、地場系百貨店の大和が長年にわたり主役の座を務めていた。
しかし近年はイオンの進出が目覚ましく、能登地方を除くと1つの市に1店舗以上はイオンの大型店がある。とくに金沢市はイオン金沢店、イオンモール金沢示野、金沢フォーラス(イオンの別業態)の3店舗が店舗面積2万平米以上だ。
昔からの繁華街には出店していないものの、駅前と郊外の両方を押さえている。

金沢市の北隣のかほく市にある「イオンモールかほく」は北陸最大級の規模の商業施設で、7月8日、金沢港に大型クルーズ船で上陸した中国人観光客1000人の「爆買い」で話題になった。

外国人観光客から見た北陸の認知度は、富山の立山を除きそれほど高くない。富裕層が乗った豪華クルーズ船が地元にやってくる機会はそう多くないだろうが、地元住民だけでなく広範囲に客を集めることが、新店成功のカギを握る。

イオンや三井アウトレットは東南アジアへの出店攻勢を強めている。海外施設からの誘導も視野に入れており、北陸小矢部にはイスラム教徒向けの祈祷室も備えている。細やかな配慮が口コミで伝われば、北陸のイメージも自然とアップするというもの。日本の大手小売業の実力がいま、問われようとしている。

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