「ふるさと納税」グルメを試食に、ソフトバンクの食堂へ行ってきました
「ふるさと納税の味」は、やっぱりおいしかった!
ご存じのとおり、ふるさと納税では、寄付額に応じて地域イチオシのさまざまな特産品を贈る自治体がある。中でもやっぱり嬉しいのが、地元以外ではなかなかお目にかかれない、「グルメ」の数々だ。
高級和牛に海の幸、お酒に果物、珍味の数々――そんなふるさと納税グルメを試食できる機会があると聞いたJタウンネット編集部は、現場に潜入してきた。
ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」が開催
2015年7月3日夜、編集部が潜り込んだのは、東京・汐留にあるあのソフトバンクグループの本社ビルだ(あまりにも広いので、乗るエレベーターがわからず迷子になったのは内緒である)。
開始ギリギリで食堂に入ると、そこにはソフトバンク系列企業の社員約200人が集まっていた。そしてテーブルの上には、もうこれでもかというほどの、全国各地の美味の数々がずらりと並んでいる。
サザエにホタテ、金目鯛、明太子、海藻サラダにチーズ......写真を撮っているだけでもお腹が空いてくるので、困ってしまう。
これらの食材、実はすべて「ふるさと納税」で手に入れることができる。
以前にも紹介した通り、ソフトバンクではポータルサイト「さとふる」を通じて、ふるさと納税一括代行ビジネスに乗り出している。最近ではお礼の品と同じ商品を、Yahoo!ショッピング上で購入できるサービスも始まったばかり(6月26日から)。
勢ぞろいした食材は、「さとふる」や「Yahoo!公金支払い」で連携する自治体が、実際にお礼品として提供しているものだ。この日はソフトバンクグループの従業員にふるさと納税について知ってもらうため、ということで、このような試食会が催されたのだとか。
運ばれてはなくなるグルメの数々
関係者のあいさつが終わると、いよいよ試食タイムがやってきた。さっきからシャッターを切るたびに空腹を募らせていた筆者も、さっそくテーブルに駆け付けたのだが、
もう、たちまち凄まじい争奪戦なのである。
これがソフトバンク社員のバイタリティなのか。人の波にもまれ、弾かれ、放り出されしているうちに、狙いを付けていたサザエ(神奈川県下田市)のつぼ焼き、白老牛(北海道白老町)のステーキなどなどは、あっという間に空っぽになっていた。
その後も第2波、第3波と補給があったのだが、すぐにどっと人が押し寄せ、あっという間にお皿を空けてしまうのである。ふるさと納税グルメの破壊力、恐るべし。
思わず京極さんになっちゃうレベル
そんな中でも、いろいろとおいしい逸品を食べることができた。
たとえばとらふぐ(長崎県松浦市)の唐揚げなどは上品な味わいがたまらなかったし、白老町、石巻市などのたらこ・明太子などは、ご飯が進んで進んでしかたがなかった。北海道江差町の「烏賊づくし」など、おつまみにぴったりだ。北海道安平町の「夢民舎チーズ」はクリームチーズをいただいたが、これが「なんちゅうもんを食わせてくれたんや......これに比べると今まで食べてきたクリームチーズは××や」(美味しんぼ風に)と言いたくなるほど。
会場ではその場でふるさと納税の申し込みを受け付けていたが、結構な数の参加者が真剣に検討する姿が見受けられた。
わかります。