「登校班の集合時間を守らない近所の子。別の子が注意すると親が飛び出してきて...」(神奈川県・20代女性)
子どものケンカに親が出るのはちょっと......という意識が私たちにはある。もちろん、子どもだけで解決できないような問題なら話は別だが、今回のようなケースは「大人げない」と言われてもしょうがないか。
神奈川県のSさん(20代女性・主婦)の住むマンションでは、小学生たちが登校班を作って一緒に投稿している。そんな中、1人だけ出てくるのが遅い子どもがいたのが事の発端だ。
毎朝5分遅れで出てくる子ども
現在住んでいるマンションでの話です。
ファミリータイプ、築10年ほどのマンションなので、小学生くらいの子どもがいる家庭が多く住んでいます。ところが、その子どもたちの登校班でトラブルが起こりました。
トラブルを起こしたのは、2部屋隣に住んでいる奥さんのAさんです。
毎朝、このマンションの登校班は7時50分にエントランスで集合します。ところがAさんのところの子どもは、時間にルーズなのか、いつも55分くらいになってようやく下りてきます。
そこである日、周りの子どもたちが「Aちゃんはいつも遅いよ」「もっと早く来てほしいんだけど」とお願いしました。
怒り狂って犯人探し
ところがこれを聞いたAさん、なんと激怒したのです。
「誰がうちの子にそんなこと言ったの!」
と、下校してきたばかりの子どもたちを捕まえて大声で怒鳴り、犯人捜しを始めました。
しかし、子どもたちの意見はどう考えても正論です。別にそれほどきつい言い方をしたわけでもありません。まったくの逆ギレなのですが、Aさんは本気です。周りの親たちがなだめるようなことを言っても、聞く耳は一切持ちません。
以前からの滞納が指摘されて...
元々、そんな性格ですから他の住人とはうまくいっていなかったのですが、今回の一件を機に周囲からの不満が一気に爆発しました。
実はAさん、これまで3年近くマンションの自治会費など諸々を滞納していました。これまではみんな遠慮もあったので、あまり厳しく言ってこなかったのですが、子どもを巻き込むような行いに同情の声もなくなり、役員さんを通じてかなりキツく詰められたとのこと。結局、居づらくなったのか1年もしないうちに引っ越して行かれました。
Aさんは自業自得としても、子どもさんはちょっとかわいそう。子どもをご近所トラブルに巻き込むようなことはしたくないと、改めて感じました。
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