冷麺キャンドルにメキシこけし!? 板橋のイオンで見つけた盛岡グッズにびっくり
中米と融合してしまった「こけし」
「こけし」は東北地方全域で生産されている伝統工芸品だ。岩手は「南部系」と呼ばれ、白い木材を用い、頭がグラグラ動く特徴がある。
盛岡デーの催事場にも南部系伝統こけしが陳列されていたが、その横に陳列されている商品は、伝統の殻を打ち破る斬新なデザインだ。どちらも市内の五葉社の商品。

戦時服のイメージが強い「もんぺ」だが、元々は東北地方の女性が着る作業着だった。その姿をモチーフにした「もんぺこけし」は、一心に農作業に励む少女のようだ。
一方の「メキシこけし」はカウボーイが被るテンガロンハットが強調されている。メキシコ人にしては白肌すぎる気もするが、そこはご愛嬌。板橋店のチラシは「東北の伝統工芸とメキシコ文化が融合?!」とうたっている。