冷麺キャンドルにメキシこけし!? 板橋のイオンで見つけた盛岡グッズにびっくり
「盛岡冷麺キャンドル」は食玩? インテリア? それとも...
わんこそばやじゃじゃ麺と並ぶご当地麺として有名な「盛岡冷麺」。ルーツは朝鮮半島北部だが、日本人の舌に合うよう改良が繰り返され、市民のあいだにすっかり定着している。
そんな盛岡を代表する麺料理が、キャンドルとして売られている。

盛岡冷麺キャンドル(編集部撮影)
見た目はまるで食玩だ。これを間接照明にしているのか。盛岡市民のインテリアの趣味はすごいな――と思ったら、霊前に供えるためのものだった。
大乗仏教の世界では「灯明」=「智慧」を表わすことから、供え物としてロウソクなどで火を点す風習がある。
「ご先祖様は盛岡冷麺が好物だった。その形をしたロウソクにした方が、あの世で喜んでくれるのではないか」
そんな発想から生まれた商品だ。製造元は県外の企業だが、盛岡人がフェアでわざわざ販売しているということは、ご当地で受け入れられている証しだろう。