エントリーナンバー6番「納豆」
ここで調査を打ち切っても良かったのだが、最後に曲者を投入したい。その名は「納豆」。このオーダーを聞いた他の編集部員は「いや、それは......」と難色を示したが、筆者はあえてこれを試してみることにした。
納豆をのせたご飯を口に入れ、牛乳を流し込む。......! これは、思わぬマリアージュだ......! 納豆のネバネバと牛乳が不思議な感応を果たし、さらにご飯がこれに絡むことで、これまでにない境地へと舌が飛ばされていく。うまいとかまずいとかではなく、その変化の大きさは、まさにこれまでにないものだった。