知ってた?→「コメダのアイスコーヒーが最初からガムシロップ入りな理由」「あの靴型グラス誕生のきっかけ」
[ドデスカ!-名古屋テレビ]2015年6月17日放送の全力リサーチのコーナーで「コメダ珈琲店」の秘密を調査していました。
名古屋の喫茶店といえばコメダ
レンガ作りの外観に、店内は落ち着いた雰囲気。名古屋で生まれた喫茶店といえば、「コメダ珈琲店」。
名物は冷たいソフトクリームと、温かいデニッシュのコラボが絶妙な「シロノワール」が有名です。
最近では全国展開を果たし今や600店舗以上、名古屋の人ならもちろん、そうでなくても喫茶店といえば「コメダ」と誰もが知るコメダに、実は秘密がありました。
秘密1 アイスコーヒーはガムシロ入りが基本
アイスコーヒーと言えば、コーヒーとガムシロップは別々に出てくるのがスタンダードですが、コメダの場合はコーヒーに入っているのが基本。
これは、コメダ独特の風味とコクを損なわないためで、後からシロップを入れるとそこだけ薄まってしまうのだとか。
コーヒー本来の味を味わって欲しいと、創業当時からガムシロップ入りのコーヒーがベースとなっているそうです。
もちろん甘いのが苦手な方には、ブラックもご用意されていますので安心してください。
秘密その2 メニューの略し方がスゴイ!?
作業の効率化をはかるため、メニューを略語で呼ぶのは飲食店ではよく見る光景です。
ソフトクリームがのった「クリームコーヒー」は「クリコー」、ミックスサンドは「ミーサン」、エッグバンズは「エバ」。
そしてコメダのメニューの中で一番長い名前の「たっぷりたまごのピザトースト」は「たまピー」と、かわいい略語が店内を飛び交っています。
自分の注文したメニューが何と略されているのか、耳を傾けてみるのも楽しいかもしれません。
秘密3 お客さんを喜ばせるこだわりと遊び心が満載
コメダと言えば赤レンガの外観に昭和を感じる店内が印象的ですが、ここには様々なこだわりが隠されているのだそう。
他が回転率を上げ利益を伸ばそうとしているのに対して、コメダは「思わず長居をしてしまう」がコンセプト。
間仕切りは少し高めに設定し半個室空間を演出、シンボルでもある赤いソファーは、背もたれの座高・奥行・ひざ下の長さなど、長年研究を重ねた黄金比で設計されており、長時間座ってしても疲れにくいソファーになっています。
ソーダ水などを注文すると運ばれてくる独特のブーツ型のグラスも、見て楽しんで欲しいとの思いから創業者がドイツへ旅行した際に見た、お土産用のグラスをヒントに作られたとのこと。
コメダの知られざる秘密、あなたはいくつ知っていましたか?(ライター:神谷祐美)