LCC人気の結果...「関空で夜を明かす人」が10倍近くに増える
関空の夜は意外と快適?!
2011年ごろは、関空で夜を明かす人の数は多い日でも30人程度だったといいます。ですが現在では1日平均200~300人と言われています。午前1時45分に梅田行の最終バスが出発し、午前5時ちょうどの梅田行の始発バスまでのおよそ3時間、関空は"陸の孤島"と化すのです。
関空で夜を明かす人の中には、快適に夜を明かすための秘策を持っている人も。まず、携帯電話の充電ができるコンセントの近くは一番人気。貴重品を入れたカバンは枕代わりに使い、キャリーバッグは足元にしっかりキープし、盗難防止に。眩しくないように傘をシェード代わりにする人も。
関空では、少しでも快適に夜を過ごしてもらおうと、さまざまなサービスを提供しています。毛布を無料貸し出しできたり、有料で浴びることができるシャワーを設置。定期的に警察官が巡回を行っているので、関空の夜は比較的過ごしやすいと言われています。
とはいえ交通がなく、仕方なく空港で夜を過ごす人も多くいる......、ということで、深夜に発着するバスをリムジンバス業者に要請中だそうで、これが実現すれば開港以来初めて24時間大阪市内とつながることになりそうです!(ライター:ツカダ)