温泉卵に混ぜて辛旨! 広島名物「汁なし担担麺」の人気店・キング軒がついに東京上陸
広島の本店と同じ値段! 心意気がビシビシ伝わる
同店の汁なし担担麺は辛さが4段階に分かれている。今回は最上級の「4辛」にチャレンジだ。普通盛りで税込580円は、広島と同じ値段。心意気がうれしい。
すき焼きみたいに食べるという「温泉玉子」も合わせて頼んだ。こちらは税込50円。
店内はコの字型のカウンターになっている。12人くらいは座れるだろうか。
筆者は17時過ぎに訪れたが、席の半分くらい埋まっていた。開店してまだ1週間経っていないのに......遠からず人気店になるのは確実だろう。
広島からやってきた店長は手際よく注文をこなしていく。オーダーから5分くらいで料理が出てきた。
カウンター越しに「30回かき混ぜてくださいね」といって店長が差し出したのは、独特なシルエットの器に入った細身の麺。
ボリュームが少なく見えるけれど、食べ終わった後の満腹感は予想以上。通常のラーメンの麺は汁を吸って膨張している。その違いだろう。
箸でゆっくりかき混ぜていく。麺をどけて底の様子を確かめてみると、ラー油や唐辛子で真っ赤だ。
かき混ぜるごとに麺は色づいていく。まるでナポリタンのよう。自分も調理に参加しているような楽しさがある。
カウンターにある調味料。左端の赤い容器に入っている山椒を含め4種類ある。
山椒をスプーン2杯ほどかけ、さらに毎朝ひきたて後がけ山椒も混ぜた。