夜、洗濯機を回しても怒られない時間のリミットは「××時まで」だった!
なぜ四国の洗濯タイム上限が早いのか
ローカルなイメージの強い四国は、住宅も広々していると思わがちだ。
ところが、政府が発表している「都道府県別・1住宅当たりの敷地面積」の2008年データを見ると、四国4県は全て全国平均以下となっている。
敷地面積の広い県を見ると、1位が茨城で、2位が山形だ。上の日本地図を見ると、両県とも「騒音が気にならない住環境なので何時でも」と答える人が最も多い。
家の敷地が広いほど周辺に漏れる騒音も下がる。茨城と山形は住環境に恵まれており、洗濯機を回す時間を気にしない傾向にある――と言えるのではないか。
ただし、家にこだわる傾向が強い北陸に、この法則は一概に当てはまらない。
敷地面積5位の富山(387平方メートル)は「18時まで」が得票率40%と最も多かった。
敷地面積26位の石川(285平米)は、「24時まで」の得票率が33.3%と高い。そして敷地面積17位の福井(321平米)は、「20時まで」に50%の支持が集まった。家の敷地の広さと洗濯タイムの上限は必ずしも比例しない。
これら3県は投票数がいずれも1ケタだったので、結果にやや偏りがあった可能性は否定できない。