「冷やしコタツはじめました。」 池袋の不思議な本屋さん・天狼院書店に行ってみた
読書好きのためのイベントも多数開催
店内にはカウンター席やテーブル席、お一人様席、ソファが何点か置かれている。
ワンドリンク360円以上を注文すれば何時間店内にいても追い出されることはなく、電源とWi-Fiが無料で使える。持ち込んだノートPCで作業などをしても構わない。
「書店であり、喫茶店でもある」というわけだ。
ソフトドリンクや淹れたてコーヒーを用意。菓子類もある。アルコールは夜限定。
書棚には個性豊かな本が並ぶ。ビジネス書・雑誌、・文庫といった定番コーナーをはじめ、「はじめての読書体験」「秘本」「京都VS東京」「女子エロ」など、エッジの効いたコーナーもある。
「天狼院BOX」は、同店で一定金額以上購入したお得意様が、1棚の範囲で選書できるコーナーだ。使用期間は1カ月で、POPなどで飾り付けてもよい。
自分の目利きが読書好きにどれだけ受け入れられるか、試してみたい人におすすめ。
左壁の棚が「天狼院BOX」。
店内はイベントスペースとしても活用されている。読書会やトークショー、ワークショップなどが頻繁に催されている。
部活動なるものも存在する。フォト部、雑誌編集部、デザイン部、英語部、落語部、旅部と魅力的な倶楽部が続々と発足している。
イベント告知の黒板(天狼院書院フェイスブックページより)
注目は何といっても「劇団天狼院」。まるでEXILEみたいだ。旗揚げ公演かたった4カ月でチケット実売が70から605にまで増やしたという。
営業時間は10時から22時で年中無休。30人でいっぱいになるほどの店舗面積だが、そこには活気が満ち溢れている。