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「ごみの分別ができない老夫婦。庭で燃やしていたら大事に...」(広島県・40代女性)

ご近所トラブル調査団

ご近所トラブル調査団

2015.05.06 06:00
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「ごみ」をめぐる問題は、ご近所トラブルの筆頭格だ。

よく話に上るのは「分別」や「曜日」などのマナー違反だが、広島県のFさん(40代女性・会社員)は、そもそも「分別する気がない(できない)」隣人に悩んでいるという。

煙の臭いが洗濯物に付く!

広島県の田舎に住んでいます。
自宅のすぐ前に暮らしているのは、80代の老夫婦です。この家がごみ出しをせず、その代わりすべて家で「燃やす」ことに、長らく悩まされてきました。

仕事の都合上、うちでは休日にまとめて洗濯物を片付けています。ところがその休日になると、決まってその家では庭でごみを燃やし始めます。

画像はイメージです(Matt Elsberryさん撮影、Flickrより)
Fire

ごみを燃やされると煙は出ますし、灰も飛びますし、何より臭いが洗濯物に付いてしまうのです。なのでこちらは、向こうが火を点け始めたら、慌てて洗濯物を取り込まなければいけません。
紙や木ならまだ我慢はできるのですが、特に困ったのはビニールやプラスチック。それはもうなんとも言えない臭い、といいますか「異臭」で、窓を閉めて家の中にいても、頭が痛くなってしまうほどでした。

事情はよくよく分かるのだけど

ストレスはたまるし、頭痛という実害も出ているし、何度クレームを言いに行ってやろうかと思ったか、数えきれません。
ただ、最後までそれができなかったのは、お向かいさんの事情を知っていたからです。
うちの地元はごみの分別が比較的細かく、特に最近はどんどん複雑になっています(私でさえ、時々「厳しすぎる」と思うくらい)。夫婦そろってお年のお向かいさんでは、とても付いていけないのでしょう。結果、ごみを出せなくなり、処分に困ってなんでも燃やすようになってしまったらしいのです。
さすがにちょっと、同情してしまいますよね。

消防車がやってきた

とはいえ、現にこちらは困っているわけで、さりとて文句を言うに言えず、もやもやした思いを抱えていた私ですが、幸い今はその悩みから解放されています。
というのはある日、庭から立ち込める煙を見た別のご近所さんが、火事と「勘違い」して消防車を呼んだのです。いや、今から思うと本当に勘違いだったのかどうか、ちょっと怪しいのですが......(近所なんですから、当然今までのごみ焼きを知っていたはずですし)。
とにかく、たちまちお向かいさんの家の前には消防車がけたたましいサイレンとともにやってきました。もちろん事情を聞いて、すぐに皆さん引き揚げて行ったのですが、どうやらそのときに、消防隊員さんにお小言をいただいたようで、以後ごみ焼きはぴたりと止みました。

きちんとごみの分別ができているのか、ちょっと心配ではありますが......。とにかく洗濯物を心置きなく干せるようになって何よりです。

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