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日本でここだけ!スロベニア料理のお店、京都・太秦「ピカポロンツァ」に行ってきた

kamito努

kamito努

2015.04.25 11:00
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スロベニア共和国をご存知ですか?

名前は聞いたことがあるけど、どこにあるのかわからない、何が有名なのか知らない......という方も多いのではないでしょうか。

そんなスロベニアの食を体験できるスロベニア料理のお店が、京都は太秦にあります。

店名は、てんとう虫を意味する『ピカポロンツァ』。

日本でひとつしかない、スロベニア料理のお店です。今回は、そんな『ピカポロンツァ』をご紹介します。

スロベニア共和国とは

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西にイタリア、北にオーストリア、南にクロアチアなど四方八方を他国で囲まれている、日本の四国ほどの小さな国です。

1991年にユーゴスラビアから独立しています。

ワイン大国のひとつでもありますが、スロベニアでは蕎麦(そば)が有名。日本のように、麺として食する事はありませんが、そば粉を用いた料理や、そばの実を用いた料理は伝統的です。

ピカポロンツァのスロベニア料理

そんな、スロベニア料理を体験してきました。

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住宅の立ち並んでいる一角に、赤と白の看板を発見。

住宅を改装してお店になっていました。スロベニア人のご主人と、奥さんが二人で切り盛りされている、小さいけれど温かみのあるお店でした。

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まずはベリーのフルーツティーをいただきました。

酸味のある、さっぱりとした味わいの温かいお茶です。

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次に出てきたのがパン。

見た目はとても似ていますが、左がライ麦のパンで、右がそば粉のパンです。

味は似ていますが、食べ比べると風味や後味がすこし違います。

そば粉のパンは、初めて食べましたがとても食べやすい味わいで、クセはありません。

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パンと一緒に出てきたのが、野菜たっぷりのスープ。酸味の効いたミネストローネのような味わいでした。パンにつけて食べても美味しいです。

続いてはメインディッシュ。『ふたりでシェアするメインディッシュ3品』を頼んだので、3種類を堪能しました。

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ザワークラウトの煮込み。

酢漬けのキャベツを使った、ドイツ原産の郷土料理です。キャベツの酸味と、チキンが合っていてとてもおいしいです。

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たっぷりの玉ねぎと、赤ワインで煮込んだ牛肉のシチュー。

栗も入っていて、また具材がしっかりしていて食べ応えのある1品です。

酸味の効いた、さっぱりしていました。

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地中海リゾットは、シーフードたっぷりでトマトの酸味とよく合っていました。

あさりの風味が際立っていて、ご飯とソースが絡まっていない、珍しいリゾットでした。

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サラダは、メインディッシュのあとに出てきました。お酢のさっぱりとした味わいが、お口直しにとてもおいしかったです。

最後にデザート。

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スロベニアの代表的なスイーツということで、おすすめしていただいた2品。

右がりんごとケシの実のケーキ『gibanica』、左がそばの実の田舎風ケーキ です。

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りんごの風味がほんのりとしていて、甘すぎず、食事の後のデザートに、とても食べやすかったです(右)。また、そばの実のつぶつぶ感が食感で伝わってきて、日本料理にはないそばの味わい方ができました(左)。

どれも食べやすく、やさしい味わいなのが印象的でした。

奥さんが一つ一つ料理の説明をしてくれるので、スロベニアの料理について知りながら食べることができます。

5テーブルほどの小さなお店なので、予約をしておいたほうが良いかもしれません。

『ピカポロンツァ』 〒616-8102 京都府京都市右京区太秦森ケ東町29-7

ぜひ、スロベニア料理を堪能してみてください。

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今回の筆者:kamito努

1995年生まれ。京都生まれ、京都育ち。現役大学生。フリーランスでライターとして活動しております。地元京都の魅力などを届けたいと思っております。よろしくお願いいたします。
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