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「お隣の『自称・ミュージシャン』のせいで、会社を休職する羽目になりました」(埼玉県・30代女性)

ご近所トラブル調査団

ご近所トラブル調査団

2015.04.22 06:01
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社会人1年目で、仕事を休職――と聞くと、さぞ職場がブラックだったのでは......と想像するが、埼玉県のDさん(30代女性・主婦)の場合は、さにあらず。

「ブラック」だったのは、本来安らぎの場所のはずの我が家だったそうだ。

夢のデザイナーズマンションを借りたけど...

社会人1年目のころですから、今から10年近く前の話になるでしょうか。
親の世話にならず、自分で稼ぐお金で暮らせるようになったことが嬉しかった私は、これを機に憧れだったデザイナーズマンションを借りることにしました。

建物のオシャレさはもちろんですが、駅・スーパーが徒歩5分圏内と、立地もバツグン(その分、家賃の方は当時のお給料からすると、ちょっと背伸び気味ではあったのですが......)。家具も部屋のデザインに合わせてコーディネートし、今で言う「意識高い」系な社会人ライフをスタートさせた――

画像はイメージです(James Jordanさん撮影、Flickrより)
Carter

はずでした。

深夜に目が覚める!

引っ越し初日。新居での夜を迎えていた私は、異様な声にたたき起こされました。

「~~~~~!!!♪♪♪」

誰かが、大声で歌ってる......。 聞こえる方向を探してみると、どうやら右のお隣さんです。 後ほどわかったのですが、お隣は自称・ミュージシャン(だったかミュージシャン志望だったか)。見た目も金髪に派手なメイク、アクセサリージャラジャラと、ロビーですれ違った時には思わずほとんど飛び退くように道を避けてしまったくらいの怖さです。

そして......彼のオンステージを聞かされる日々が始まりました。平日だろうが休日だろうが、夜遅く、しかも毎晩2時間以上。その上歌声は、お世辞にも上手いとは言えません。
もちろん、耐えられるわけないです。とはいえ、あの外見ですからとても直接は言えず、不動産屋さんに何度か伝えたのですが、なしのつぶて。
布団を深くかぶり、「勘弁して......」と泣きそうになりながら、なんとか眠ろうとする以外、私にはできることがありませんでした。

休職したけど結局ダメ

そんな生活の結果は、極度の寝不足です。

もともと社会人になったばかりのタイミング、仕事はあれこれ覚えることばかりですし、失敗して落ち込むことも多々あります。ただでさえストレス過多気味だったところに、夜満足に眠れないわけですから、心身ともにすっかりボロボロに。結局、しばらく休職する羽目になりました。
もっとも、家で静養していてもお隣は相変わらずうるさいので、症状が改善するわけがありません。体調がよくなったのは、諦めて引っ越ししてからのこと......。

オシャレな社会人ライフを夢見ていたのに、それどころか入社早々の休職と、いきなりキャリアの出だしからつまずいてしまいました......。まともなお隣って、やっぱり大切ですよ。

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