ニッチすぎ! 広島の企業が運営する「巻寿司」専門サイト
海苔巻きや太巻きでおなじみの「巻寿司」は、250年以上の歴史を持つ「日本の伝統食」。実は、この「巻寿司」だけに注目したサイトが2015年4月15日にオープンしていたのだ。
「MAKIZUSHI倶楽部」は、巻寿司の歴史を学び、作り方を広め、日本の伝統食である巻寿司の文化を盛り上げていくためのコミュニティサイト。玉子焼やかんぴょうなど巻寿司の具材を製造するあじかん(広島市)が運営を手掛け、巻寿司の歴史や豆知識、作り方などを紹介している。そのほかにも「日本全国郷土巻寿司 MAP」や子ども向けの「巻寿司クイズ」など様々なコンテンツを揃えており、その総数は20を超える。
また、小さな子供や外国人を対象にした巻寿司教室を全国で開催する。巻寿司に関するさまざまな情報について学びながら、おいしい巻寿司の作り方を学べるという。5月15日には、アメリカからの交換留学生を対象にした第1回教室が広島県内で開かれる。
サイトでは、教室運営のサポートやレポート提出を通じて巻寿司の普及活動につとめる「巻寿司大使」を募集している。「巻寿司が大好き」「日本の伝統食や食文化に興味がある」などの応募条件をクリアした人の中から10人を選出する。大使に認定された人には、特典としてあじかんから巻寿司の具材が年に数回送られるという。