「お隣はカップル。夜、『あの声』が丸聞こえで眠れない！」（大阪府・30代女性）
アパートやマンションに暮らしていると、どうしても他所の部屋の物音が気になる。このコーナーでもこうした「騒音」にまつわるトラブルはたびたび取り上げてきたが、今回は夜の「アレ」にまつわる苦情だ。
大阪府にかつて暮らしていたCさん（30代・事務職）の隣人は、真面目そうな男性。しばらくは平穏な生活だったものの、彼に恋人ができたおかげで......。
うちのアパートは壁が薄かった
私が住んでいたのは、築数十年の古いアパートです。
住民のほとんどは（私も含めて）単身者で、それほど密な付き合いもない代わり、目立った問題もありませんでした。あの時までは――。
住み始めてしばらく経ったころ、私が暮らす角部屋の隣室に、新しく男性の方が入居しました。自分と同年代、30歳前後ぐらいでしょうか。わざわざ引っ越しの挨拶をしてくださるくらいで、いかにも真面目そうな人です。
うちのアパートはかなり壁が薄いので、テレビの声やちょっと物を落としたような音までしっかり聞こえてしまうのですが、お隣さんは静かに暮らしているようで、そうした物音もほとんど気になりませんでした。「いい隣人」に当たったと最初は思っていたのですが......。
真面目なお隣に彼女ができた
ところが入居から数カ月経ったあたりから、お隣の部屋に女性が頻繁に出入りするようになりました。どうやら、隣人に彼女ができたようです。
真面目そうなイメージからはちょっと意外だったので、最初は少し微笑ましいくらいに思っていましたが、困ったのが「夜」！
どうやらベッドがこちらの部屋側の壁際に置いてあるようで、例のあの声が完全に丸聞こえなのです（声が大きい方だったんですかね......）。
まあ、恋人同士なんだから――と大目に見ていたのですが、2人の仲はどんどんヒートアップしていったようで、その頻度がどんどん増えていきました。その上、来るのはいつも遅い時間。こっちは明日の仕事に備えて寝なきゃいけないのに、隣がこんな状態では眠れるわけがありません。「今日は来てないから大丈夫」とようやく寝入ったところで盛大に「始まった」ときには、「もうやめて！」と叫びたくなりました。
周りからも苦情殺到だったらしい
とはいえ、直接言ってトラブルになるのも困るので、管理人さんに相談することにしました。管理人さんは苦笑しつつ、「実は、ほかの入居者の方からも苦情が出てまして......」。
直後、お隣さんには「これ以上続くようなら出て行ってもらう」とかなり厳しい通告が行ったようで、「騒音」はぴたりと止みました。これまで耐えてきた何カ月かはいったいなんだったんだ、と脱力。
皆さんも困ったことがあったら、我慢せずに早めに相談した方がいいですよ。
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