そうだ 地獄、行こう。北陸が誇る「究極の地獄」ハニベ岩窟院
洞内は不気味な世界そのもの
太陽の陽にさらされたこれら彫刻群は、迫力があるものの陽気さを帯びている印象すら受ける。
ところが......洞窟の中は、おどろおどろしい世界が広がっている。
無言の僧たち。突如目を見開き、唸りながら見学者の悪行を糾弾してそうな気配がする。
鬼たちは地獄の番人だろうか。食卓をしているように見えるが、食べようとしているのは人肉か......。
獣の頭をしたのは......地獄の獄卒・牛頭か、あるいはミノタウロスか。生贄を要求してきそうな不気味さがある。
そして人類。誘惑に負けて堕落した者どもが、死後、懲らしめを受けているように見える。
冷やかし半分で境内に入った人も、見学が終わるころにはおじけついてしまいそうだ。
単にパワースポットを巡るよりも、「人の道に外れた生き方をしてはいけないな」と反省したくなるのは筆者だけだろうか。






