もみじまんじゅう老舗の精神は「変わらないために、変わり続ける」
[Jステーション-広島HOMEテレビ]2015年2月25日放送の「老舗の売れ筋」のコーナーで、藤い屋の広島銘菓もみじまんじゅうを紹介していました。
創業90年の歴史を誇る老舗の売れ筋は、藤い屋のもみじまんじゅうです。中でもこしあんは薄い藤色が特徴で、小豆特有の風味を損なわないように心がけています。香り高く焼きたての味わいを、丹念に求めた色と味は、原点ともいうべき、伝統のもみじまんじゅうです。
藤い屋は、現社長の曾祖母に当たる藤井モトさんが始めました。代名詞である藤色のこしあんは、職人さんとともに作られ、その味と心が2代目に引き継がれました。
その心は、名前にも刻まれています。藤い屋の「い」は、平仮名で書きます。これは、3代目が創業80年を機にいろはの「い」から取って、社名を変更したものです。
初心に戻り、「変わらないために、変わり続ける」という、強い意志が込められています。伝統に甘んじて守るだけではなく、そこから何か生みだしていくということ、変化を見極めながらお菓子作りに向き合っています。
広島産レモンを使ったはかない雪のようなお菓子「淡雪花」
その一つが「淡雪花」です。広島産レモンを主役に、爽やかな果実の香りと酸味、そしてはかない雪のように溶けていく食感を追求しました。味覚と視覚を同時に楽しむ、美しさを兼ね備えています。
新しいお菓子は脇役で、あくまでももみじまんじゅうが藤い屋の全てだと言う、藤井嘉人社長。10年後にもお客様においしいと言ってもらうために、変わり続けていかなければいけないと、もみじまんじゅうに対する想いを、語っていました。
老舗の売れ筋、もみじまんじゅう。薄い藤色には受け継がれた心が、息づいています。(ライター:haruhana)