猪ラーメンに猪ハンバーグ、猪丼も...呉のジビエメニューがユニークでうまそう!
熟成で臭みのない旨みの凝縮された味へ!「ジビエ ヨコタ」
主に、県内で捕獲した雉や鴨、イノシシなどを販売しているこのお店。その代表である横田幸典さんが猟を始めたのは、今から9年ほど前です。ハンターだった父親の影響だといいます。
「ジビエ ヨコタ」の売りは、時間をかけて熟成させた肉にあります。温度と湿度を管理した熟成庫の中で、1週間から1カ月ほど熟成させます。熟成させることにより、たんぱく質が分解され、アミノ酸に変わります。それにより肉の風味が高まり、獣臭などの嫌な臭みもなくなるのだそうです。
イタリア料理店「リベロ」では、ディナーコースのメイン料理として、「ジビエ ヨコタ」から仕入れたイノシシや雉肉を使用しています。西谷栄人シェフは「個体差があるので、けして同じものはでてこないんですよね。その時にしか味わえない楽しさがあるので、もっとジビエが普及していったらいいのになと思います」と、ジビエ料理は一期一会だと語ります。