「柴犬3匹が近所で放し飼い状態。家の中まで入ってきて我慢の限界！」（岐阜県・40代女性）
前回、家の敷地内に我が物顔で出入りする「猫」に辟易する人の体験談を紹介した（「お隣の猫に大迷惑。うちの花壇が臭くてしょうがない」（兵庫県・30代男性））。
岐阜県に住むS子さん（40代・主婦）の悩みもそれに似ているが、相手はなんと「犬」。これまた厄介な訪問者に、S子さんと近所の人々はどう対応したのだろうか。
猫の糞かと思ったら
数年前になりますが、近所に柴犬を3匹飼っている、40代の女性が住んでいました。3匹も飼うくらいですからよほど犬好きなのだろうと思いますが、問題はその犬たちを、平気で放しっぱなしにしていたことです。
「柴犬だから、みんな大人しい子だし大丈夫よ～」なんて言っていましたが、大丈夫ではないのはこっちです。何しろ、勝手に庭に入ってきておしっこや糞をして帰っていくのですから。最初は猫の糞かと思っていましたが、近所で噂になりその柴犬の糞だと分かりました。
一度などは、夏に玄関を開けていたところ、キッチンにその犬の姿が。幸い部屋を荒らしたり、ということはなかったのですが、びっくりしたことは言うまでもありません。
散歩の時もリードを使わず
夕方になると、飼い主は3匹の柴犬を連れて散歩に出るのですが、やっぱり途中でリードを外してしまいます。
学校帰りの子どもも大勢いる時間です。柴犬だからそんなに大きくない、といっても、子どもたちから見たら相当怖かったのではないでしょうか。ニュースで、「犬が子どもを噛んでケガ」なんて話題を見るたびに、私なんかはぞっとしました。
交通量も多くなるので、近所のドライバーの人たちも、うっかり轢きでもしたら、と気が気でなかったそうです。気にしていないのは飼い主だけ。
市役所からのアドバイスは？
近所に住んでいるおじいさんがさすがに耐えかねて、市役所に相談に行ってくれました。それ以来、柴犬を自由に放したり、リードなしに散歩をする姿は見なくなりました。おそらく、市役所の方が注意してくれたのでしょう。
最近は些細なご近所トラブルから殺人事件に発展する、なんてこともよく聞きます。おじいさんは市役所の方から、「なるべく本人には直接言わず、市役所など行政に相談して、あまりにもひどい場合は警察や弁護士に相談するのがいい」とアドバイスされたそうです。もし今度、同じような目に遭ったら、私もその方法を使いたいと思います。
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