センター試験の問題に富良野市観光協会&嵐ファンが大はしゃぎした理由
大学受験生のほとんどが参加する大学入試センター試験が2015年1月17・18日に開催された。
問題作成にあたっては、受験生の居住地で成績に差が生じないよう、出題者も最新の注意を払っているはずだが、科目によっては特定の場所が出てくるのもやむを得ない。
例えば古文には奈良や京都の地名がよく登場する。地元民にとってみれば「この景色の、あの山のことでしょ。昔の人はこんな風に感じていたんだな~」と理解も早いだろうが、それ以外の地域の人にしてみれば「天香久山と言われても......いまいちピンとこないんだよなぁ」と取っ付きにくく感じてしまうことも。
これと同じことは社会系科目にもいえる。同試験の「地理」の第6問は例年地域調査が出題される。昨年は愛知県知多半島が舞台だったが、2015年は北海道富良野市が登場した。問は全部で6つあり、配点は17点もある。