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街コン業者が明かした「悪徳街コン」見分けるコツ

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.01.11 11:00
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男女が気軽に参加して飲食を楽しみ、うまくいけば仲良くなれるイベントとして、2012年頃から急速に広がった「街コン」。地域おこしにつながるとして、全国各地の商工会や自治体等が主催または後援するケースも増えている。

街コンの人気ぶりを見て、ビジネスチャンスと感じた業者も続々参入している。その中には金儲けしか頭にないケースも見られる。

また通常の街コンは、複数の飲食店を貸し切りにして行われる。地域活性化と店の宣伝、リピータ客の確保という大義名分があるからこその参加だが、サービスの内容を工夫しないと利益はでにくい。

イベントにかかわる様々な人たちの期待と善意によって成り立っている街コンだが、残念なことに「こんなはずでは......」というケースがないわけではない。悪徳業者の街コンに引っかからないためには、どういった点に注意すればいいのか。

画像はイメージです
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2ちゃんねるに2014年1月4日、街コン業者を名乗る人物がスレッドを立て、他のユーザーの質問に答えていた。その内容をベースに、「悪徳街コン」を見分けるコツを紹介したい。

【要注意1】開催店舗が1カ所だけ

飲食店を食べ歩きできるのが街コンの魅力だが、実施場所が増えるほど運営が店に支払う金額は増える。そこで悪徳業者は店の数を極端に絞ることを考える。1店舗だけというケースもあるが、もはや街コンの趣旨から逸脱している。

もちろん主催者も最初から「1店舗です」と言うわけはない。しかし「場合によっては...」というエクスキューズを口にしたら、怪しいと見ていいだろうとのこと。

【要注意2】問い合わせ先に電話をかけてもでない

街コン開催にあたって資格は必要とされない。極端な話、素人が1人で行うのも不可能ではないが......。連絡先に固定電話の番号が併記されていないところは、個人でやっている可能性が高い。そして何度電話をかけても留守の場合は、運営体制に何らかの問題がある。

【要注意3】申込み人数を教えてくれない

これだけ街コンが各地で開催されると、集客のうまくいっているところとそうでないところの差が出てくるのは必然だ。申込みにあたって応募者の人数を尋ねて言葉を濁すようなイベントは、人が集まっていない可能性が高い。

【要注意4】女性の参加費が極端に安い

この手のイベントだと、女性の参加料金は男性より安めに設定されるのが相場。女性が3000~5000円、男性が6000~7000円といったところだろうか。

ただし極端に女性の料金が安いイベントはかえって怪しい。運営に依頼されて参加している「サクラ」か、食事目当ての女性か......。後者だと楽しいトークをしようと声をかけても反応がイマイチだったりする。

ゆるい運営が街コンの醍醐味!?

街コンに参加する人の目的は様々だ。いい異性と出会えたらラッキーくらいに考えている人もいれば、真剣な交際相手を探しにきている人もいる。もっとも街コンのほとんどはペアでしか参加を受け付けてないので、1人で結婚相手を見つけたいなら婚活パーティーの方がいいだろう。最近は自治体主催も増えている。

男女比はイベントによってバラバラで、会費が安いということもあって女性ばかりということも起こり得る。街コンならではの「ゆるさ」が想定外の事態をもたらし、それこそが人気の秘密かもしれない。

街コンのルーツは2004年に栃木県宇都宮市でスタートした「宮コン」。こういった団体なら安心だ。
街コンのルーツは2004年に栃木県宇都宮市でスタートした「宮コン」。こういった団体なら安心だ。
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