乃木坂46がジャックした乃木坂駅が、ファンで凄いことになっていました
AKB48の公式ライバル、乃木坂46のファーストアルバム「透明な色」が発売された2015年1月7日、東京メトロ千代田線乃木坂駅の改札内通路に異変が起きた。アルバムジャケットや研究生を含むメンバーの個別フォトが巨大パネルとなって掲示されたのだ。
「乃木坂46が駅をジャックした!」というニュースが公式サイトやツイッターに流れるや、たくさんのファンが現地に足を運び、記念写真を撮る事態に。
約4万人の中から選ばれただけあって美女揃いと評判の彼女たち。これは見に行かなくては――筆者の足は自然と乃木坂駅に向かっていた。
まるでギャラリーのような通路
同駅に着いたのは1月9日14時頃。乗換駅ではないため、通勤ラッシュ時を除くと乗降客はそれほど多くない。
駅の改札はホームの両端に2カ所ある。筆者は赤坂寄りに設置されているエスカレーターに乗り、地下1階に上がって左側にある地下通路を歩いていくと...
乃木坂46の写真が大量に掲示されているではないか!
アルバムジャケットに使用されている写真はType-A、Type-B、通常盤の3形態ある。手前に映っているのがType-Aだ。
その3枚に続いて、乃木坂メンバーの写真が、あいうえお順に1人ずつ並んでいる。秋元真夏さんから始まり、和田まあやさんで終わる。
1枚ずつ眺めながら奥の方へ進んでいくと、永島聖羅さんのパネルの前で男性がピースサインをしていた。連れの男性に撮影してもらっているみたいだ。
乃木神社はファンの絵馬でいっぱい!
せっかくなので乃木神社まで足を延ばした。乃木坂46の名前の由来は、所属するソニー・ミュージックエンタテインメントの「SME乃木坂ビル」がこの地にあるからだが、その乃木坂という地名は日本陸軍大将・乃木希典の旧宅があったから。彼を祀った神社はその敷地の隣にある。
はじめて訪れた神社だったが、想像以上に施設が立派なのに少々驚いた。
参拝を済ませた後、絵馬掛を眺めると......やっぱり彼女たちのファンが奉納した絵馬が目立つ。というか、そればかりだ。
どれもメンバーたちの幸せを願うものばかり。関東以外から訪れた人の絵馬もあり、その純粋さに心打たれる。表に見えるものをチェックしただけだが、伊藤万理華さん、堀未央奈さん、高山一実さん、秋元真夏さん、深川麻衣さん、西野七瀬さん、星野みなみさんの名前が多かった印象。
どれも新年に掛けられたものばかりだが、1枚の古い絵馬に目が止まった。西野七瀬さんが奉納したもののようだ。ファンとメンバーが同じ方向を向かって共に歩いているような、そんな気がした。