「四足走行と出会っていなかったら、ただ平凡な日々を送っていた」
[ドデスカ!-名古屋テレビ]2014年11月21日放送のニッポンど真ん中遺産のコーナーで、世界記録に挑戦する高校生について紹介していました。
不審者扱い!?怪しげな四足走行する人影
名古屋市の高校3年生の玉腰活未くん(18)は、去年第1回四足走行100m世界大会3位となりました。
去年の大会から大晦日、正月、修学旅行中でも、ほぼ毎日練習を重ねてきたそうで、去年の3位から逆にやってやろうとの思いで、自己ベストも17秒13とギネス世界記録の16秒87へ近づいてきました。
もうやめようと思ったことは?との問いには「警察が見回りに来るんですよ。夜に練習しているので、不審者扱いされないか不安になります(笑)」とのこと。
家族の方にお話しを伺うと「最初は周りの目が気になっていたけれど、雨の日でも必ず毎日練習しているんです」と一生懸命な姿に応援しているそうです。
世界最速に挑む!ギネス記録保持者も期待!
11月13日東京都世田谷区の駒沢陸上競技場で、第2回世界大会は行われました。
「四足走行と出会っていなかったら、普通のただ平凡な日々を送っていたと思います。この一年は最高の思い出です」と迎えた大会当日。
前日9時くらいに寝ようと思っていたのに挑戦することばかり考えてしまって、結局3時くらいになってしまい全然寝れなかったそうです。
これまでの四足走行ギネス世界記録ホルダーのいとうけんいちさんにお話しを伺うと、ライバルは玉腰くんだそうで、「後々、僕のことを越えていく人だと思っています」とのこと。
世界記録更新 もう不審者じゃない!
四足走行100m世界大会は1.手と足が交互に地面につく、2.下半身が二足歩行の動きになってはいけないなどのルールがあります。
2回目となる今回は、全国から25名が参加となりました。
玉腰くんのライバルは、もちろんギネス記録ホルダーのいとうさん。
1年間の練習の成果を出し切り、結果は15秒86で世界記録を1秒01更新しました。
大会終了後に玉腰くんは「これでもう夜に近所で練習しても応援してもらえます(笑)四足歩行の楽しさを世界中の人に知ってもらいたいと思います」とおっしゃっていました。(ライター:神谷祐美)