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別府市が「留学生数日本一」になった結果、街はどう変わったか

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.12.05 16:43
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若い日本人も再び注目

人が人を呼ぶのだろう。別府駅の「北高架商店街」はオシャレな雰囲気の店がオープン。昭和な雰囲気とアートが融合した町として、じわじわ人気を集めている。

シャッター通りと化した商店街の空き店舗を低額で貸し出す施策も行っていて、学生たちや卒業生らは故国の料理店や雑貨店を開いた。韓国、タイ、インドネシアのバリ、インド......これらの料理は入湯後の観光客の楽しみの一つになっている。

ここ数年、観光業者の間ではイスラム教徒をターゲットにした「ハラル市場」が熱いが、イスラム教で食べることを許された食材(ハラル食品)だけを使った飲食店が大分県別府市に2012年オープンしている(店主は別府大学卒業のバングラデシュ人)。

外国人観光客のマナーの悪さを指摘する声もないではないが、訪日外国人が増えているのは別府だけではない。日本中で右肩上がりに増えており、2013年は1000万人の大台に乗った。2014年は10月末で1100万人を突破している。円安傾向でこの勢いは当面続くだろう。

日本の文化の良さを外国人旅行者が知り、リピーターが増えるようになれば、多くの観光地が活気づく。その先駆者として別府は新しいモデルを築くことができるだろうか。

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