「大学デビューしたお隣が女の子連れ込んで毎晩大騒ぎ。ご近所がブチギレて...」(埼玉・20代男性)
「ご近所トラブル」はファミリー世代だけではない。大学生など、若い人たちにも降りかかる。
埼玉県に住むL也さん(20代、自営業)は、学生が多く暮らすマンションで立て続けに騒音隣人と遭遇。特に、「大学デビュー」組には悩まされたそうだ。
夜中にギターを弾きだして...
これは私がまだ学生だった頃の話です。地方から出てきて、初めての都市部での生活。右も左も分からないような状況の中、1年目にそれは起こりました。
同じく大学に入学したばかりの学生が上の部屋に住んでいたのですが、入居して以来、毎晩のようにどんどんと床を踏みつけるような音を鳴り響かせるのです。
びっくりしつつもなんとか我慢していましたが、私が文句を言わなかったせいなのかそのうち、ギターの演奏も始めるようになってしまいました。
しかも夜11時過ぎ。これではとても眠れません。さすがに耐え切れず、周りの迷惑も考えてほしいと注意をしに行きました。
ちなみにその物件はペットや楽器の持ち込みは禁止されていたのでそれを盾に、割と強気に注意できました。向こうも不満そうでしたが、とりあえずは聞き入れてくれました。
その日はそれで終わったのですが、1週間ほどたってからまた騒音が激しくなりました。
これは見過ごせないと思った私は警察に相談しようと思ったのですが、ひとまず大家さんに相談してみました。すると「次同じことがあったら私も駆けつけますし、続くようなら出て行ってもらいますから」ということでその場はおさまりました。
......が、結局しばらくするとまたその学生はギターを弾き始め、大家さんにも見つかって強制退去となりました。
新歓後は女の子を毎晩連れ込んで...
それで平和が訪れるかと思ったら今度は3年目のことでした。
隣に新入生だという男子学生が入ってきて、ちゃんと挨拶にもきたのでわりと常識のある人かと思っていました。
ところが、大学デビューなのか知りませんが新歓後に女の子を連れ込んでは毎晩のようにぎゃーぎゃー騒ぐのです。
これはある意味、ギターを鳴らされるよりキツイです。
幸いというべきかなんというべきか、その声が駐車場を挟んで向こう側のお家の人にも聞こえていたらしく、1か月もしないうちにカンカンになって怒鳴りこんできました。
私は壁越しに音だけで聞いていましたが、連れ込んだ女の子の目の前で、オラオラ系のお向かいさんに一方的に怒鳴りつけられていましたから、さすがに立場がなかっただろうと思います。
それからはそのお隣さんもすっかり大人しくなり、今度こそようやく平和な日々を送ることができました。とはいえ、騒音トラブルはもう懲り懲りです。
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