五島列島の海。画像はいずれも長崎県提供 長崎県・五島列島。海を初め豊かな自然に恵まれ、最近では新垣結衣さん主演の映画「くちびるに歌を」(2015年公開)のロケ地にもなった。東京からは飛行機を乗り継ぎおよそ4時間。その魅力について、五島市東京事務所の馬場嵜初則さんに教えてもらった。 (1)映画のロケ地にもなった海 なんといっても、青く透き通った海が五島の代名詞だ。中でも福江島の高浜ビーチには、「日本一美しい」との呼び声も。 上述の映画「くちびるに歌を」の宣材画像でも、その青々と晴れ渡る海が印象的に用いられている。 大瀬埼灯台 また海といえば見逃せないのが、同島の大瀬埼灯台。2010年の映画「悪人」でやはりロケ地に選ばれ、断崖の絶景が物語のクライマックスを盛り上げた。 (2)TSUBAKIにも使われる椿 つばきねこ。かわいい。 五島の特産品の1つが、「椿」。ご当地キャラの「つばきねこ」のモチーフにもなった。 五島の椿は、なんと資生堂の「TSUBAKI」の原料にもなっている。TSUBAKI愛用者の髪は、五島の自然が支えているのだ。 (3)日本三大うどん「五島うどん」 最近メディアなどでも取り上げられる機会が増え、じわじわ「来ている」のが、「五島うどん」だ。 五島うどん その特徴は、細い麺ながら、伸びにくいコシの強さ。上記の椿からとれた油を使うなど、手間暇をかけた工程がそれを可能にした。地元では讃岐うどん、稲庭うどんに並ぶ「日本三大うどん」を称し(三大うどんの「メンバー」には諸説があるが...)、アピールに力を入れている。 (4)世界遺産を目指す教会群 江上天主堂 2年後の世界遺産登録を目指している、長崎のキリスト教遺産群。五島には江戸時代、禁教から逃れようとしたキリシタンが移住し、さらなる弾圧に耐えた歴史がある。維新後、いち早く作られた五島の教会には、そんなキリスト教徒たちの想いが眠っているのだ。 (5)お盆になると踊りだす「ちゃんここ」 「ちゃんここ」と呼ばれる念仏踊りは、五島列島の独自の風習の1つだ。 これが江上天主堂 腰蓑に飾りを付けた笠という出で立ちで、新盆を迎えた家を回って鉦を「ちゃん」、太鼓を「ここ」と鳴らしながら踊る。話を聞いた馬場嵜さんも、五島ではその一員だったとか。 五島を東京駅で体験しよう ここまで読んで、五島に興味を持った人も多いはず。実は、11月12日~13日の2日間、東京駅近くの「TIC東京」前イベントスペースで、こうした五島の特産品や観光地を紹介するイベントが開催中だ(10時~18時)。 五島市の馬場嵜さん、長崎県東京事務所の村中励さん。都会では人と人とのつながりが希薄になっていると言われる中、馬場嵜さんはちゃんここを通じて、「地域のみんなで集まってがんばっているところを見てもらいたい」。 東京では初披露になるという「ちゃんここ」の実演(12日:16時~、13日:11時45分~、13時10分~、16時~)も予定されている。