関西襲った台風11号から1か月...武田尾温泉は今?
[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2014年9月2日放送で「台風11号のその後」について取り上げていました。
8月中旬に大きな被害をもたらした台風11号。
なにわ淀川花火大会が中止になって、芦有ドライブウェイ崩落で一部通行止めになり、兵庫県西宮市と宝塚市の山あいにある武田尾温泉も被害に遭いました。
被害直後は武田尾温泉へ向かう道路が陥没してしまい、車が通ることのできない状態でした。武田尾温泉の老舗旅館「マルキ旅館」では浸水被害に遭い、ほぼ満室の予約だったお盆も営業できませんでした。
そして9月1日からようやく本格的に営業を再開できるようになったそうです。週末や9月の3連休はほぼ満室に近いとのことで、連休や秋の行楽シーズンに間に合って良かったですね。
一方で復旧が進まない地域も
無事に営業再開となった一方で、未だ再開できないエリアもすぐ近くにあるそうです。
マルキ旅館から歩いて10分ほどの武田尾稲荷神社周辺には7軒ほどの集落がありましたが、すべての家で住み続けるのは危険だと市から判断されて、住むことができなくなってしまったとのこと。
ここに住んでいた方々は一時的に市の用意した場所に仮住まいしていますが、今後についてはまだ話がまとまっていない状態だそうです。
新しい家に落ち着くまでにはまだまだ時間かかるようで、台風の爪あとが大変深かったことがよくわかりますね。(ライター:ツカダ)
