見た目の悪さからは想像もつかない強烈な甘さ 熊本の希少品種「秋麗梨」
2014.08.06 07:35
農家さんを魅了した見た目と甘さの凄まじいギャップ
平成15年に品種登録され10年以上が経ちますが、これほど優秀な品種が未だに"希少品種"と呼ばれるにはこんな理由がありました。
「見た目が悪い。」
国の研究所で開発し複数の産地へ苗が配られたのですが、ほぼ栽培されなかったそうです。
さらに他品種と比べて収穫までに何倍も手間がかかり、非常に栽培効率が悪いという弱点まで判明。各産地が栽培を諦める中、熊本県だけは違いました。
JAやつしろ 竜北果樹部会の梨部、古閑部会長はこう話します。
「初めて食べた時の、とびっきりの甘さ。あんな美味しさは他の梨では味わえない。
確かにかかる手間はもの凄いけど、それ以上に価値がある品種だから、ぜひ全国へこの梨を広めたい。」
その時一緒に試食した生産者の面々も同様の意見で、まさに一目惚れと言わんばかりに栽培を即決定したそうです。
毎年、着々と栽培量は増えていますが、出回る期間は年間でもわずか3週間足らず。
「見た目は悪い、でもとびっきりの甘さ」
よい意味で期待を大きく裏切るこの味わいを、ご自身で体験してみませんか?
今回の筆者:うまいもんドットコム
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