「日本人はなんでもパイにする...」 うなぎから餃子、納豆まで、各地の珍パイが集結中
日本人は郷土の味をパイにせずにはいられないのだろうか
日本の古都・奈良は名物や特産品がたくさんあるけれども、藤井さんがチョイスしたのは「大仏くんの思い出いっパイ」。ゆるきゃらの「せんとくん」を生み出した風土だけのことはある。販売元のウェブサイトによると、サクサク歯ごたえのあるパイにチョコレートをサンドしているそう。
どうやら日本人は、郷土を代表する味をパイにしないと気がすまない性分なのかもしれない。
秋田から選出されたのは「はたはたパイ」と「きりたんぽパイ」。実際に食しておらず、外観だけで書くのは恐縮極まりないけれども、何というか、和菓子の領域に達している感がある。
このほか、佐賀の「夢いっパイ」「むつごろうパイ 干潟あそび」、三重の「松坂牛パイ」「伊勢海老パイ」などが印象的だった。
ゆるパイ展は8月3日まで開催されているが、都合がつかなくて行けないという人もいるだろう。でも大丈夫。藤井さんの研究成果は「ゆるパイ図鑑」という書籍にまとめられ、2014年8月1日に扶桑社から発売される。
販売コーナーではこちらの本や一部のご当地パイも売っている。