「福井では知らないものはない」お菓子・羽二重餅を東京で入手! しかし実はルーツは...
2014年7月19日から22日までの4日間、食品スーパー「三徳」(東京・新宿区)で「北陸紀行」というご当地グルメフェアが催されていた。
新聞の折り込みチラシでそのニュースを知った筆者は、富山を代表する郷土料理「ます寿司」の弁当を購入。詳しい内容は「近所のスーパーの催事とか、大したモンないだろ...」→絶品ます寿司が売ってて反省に書いてある。
海産物を中心とする北陸の食の豊富さに驚きつつ、店内を歩いていたとき、お菓子のコーナーで見たことのない和菓子が目にとまった。
商品名は「福井名物 羽二重餅」(はぶたえもち)。北陸を一度も訪れたことのない筆者ははじめて聞く名前だ。
「本当に有名なのだろうか」。持っていたスマホで検索すると、公益社団法人福井県観光連盟のウェブサイトのお菓子部門の筆頭に挙げられている。別のサイトには一般人の声として「福井で知らない人はいない」と書いてあった。
昨日今日生まれたご当地フードとは違うみたいだ。これは一度食さねばなるまい――決心した筆者は、羽二重餅1箱を734円で購入した。