納豆、嫌いですか?
日本を代表する定番食品の1つ、納豆。平安時代には既に納豆の文字が用いられていたことから、1000年以上の歴史をもつ由緒正しきフードであることは間違いない。それなのに、これほど人によって好き嫌いがはっきりしている食べ物も珍しい。
東北や関東地方では郷土料理として深く根づいている。総務省の家計調査によると、消費量が全国で最も多いのは福島県。水戸納豆で知られる茨城県は2位で、以下、群馬県、山形県、栃木県が上位を占める。
東日本出身の話を聞くと、「小さいころから有無を言わさず食べさせられた」「健康にいいと教えられた」→「成長するにしたがい味になじんでいった」という声をよく耳にする。
22014年3月に水戸市で開催された納豆の早食い大会では、女性部門の優勝者が次のようなコメントを残している。
「納豆は飲み物です」
匂わない納豆の登場で関西にも浸透しつつある?
西日本、とくに関西を中心に納豆嫌いの人は少なくないが、このコメントを聞いて「いくらなんでも誇張しすぎ」と感じた人は多いのではないか。 西日本各県の納豆消費量は東日本ほど高くない。とくに京阪神+徳島県は下位グループに属する。
一方で、京都で大学生活を送った20代男性によると、「京都生まれ京都育ちのおじいさんと話してたら、『昔はよく納豆の行商が来とりましてなあ』と言ってて驚いたことがある」と話す。
昔は納豆の流通量が少なかったから毛嫌いされていただけという意見もある。40アイテム近くが棚に並ぶ茨城の食品スーパーほどではないにしても、今では関西の小売店で普通に手に入る。納豆臭を抑えたヒット商品「におわなっとう」が普及に一役買ったという声もあるが、真偽のほどは不明である。
ネットの声を拾ってみたところ、納豆の好き・嫌いは個人差によるところが大きいようだが、実際のところはどうなのか。
そこで読者の皆様に質問。
納豆、嫌いですか?
以下の選択肢からお答えいただきたい。
結果は、Jタウンネットのシステムで都道府県別に集計する。