「近所のスーパーの催事とか、大したモンないだろ...」→絶品ます寿司が売ってて反省
2014年7月某日、筆者は新聞の折り込みチラシを整理していた。普段はろくろく中身を読まずに整理箱へ放り込むのだが、3連休の初日ということもあり一つずつ丁寧に目を通した。
「あんまり大した情報はなさそう」――そう思っていた矢先、食品スーパー「三徳」の広告に掲載されている「北陸味紀行」に目を奪われた。7月19日から22日までの4日間、富山・石川・福井各県の物産を一堂に集めたフェアを開催している。
いかにも美味しそうなグルメが掲載されているが、中でも気になったのは富山名物の「ます寿司」。歴史に裏打ちされた寿司は全国各地に様々あるけれども、この郷土料理は一度も食したことがなかった。
三徳は東京・神奈川・千葉に33店舗を有する。家の近所の店でもよかったが、品揃えの充実している新宿本店まで30分もかからない。筆者はチラシを片手に電車に飛び乗った。