地元の「県民の日」、いつだか知ってる?
2014年7月10日、静岡県では、8月21日の「県民の日」をPRするためのポスターとパンフレットが、出先機関、市町、商業施設など、県内各所に配られた。
ポスターとパンフレット表紙は、県のイメージキャラクター「ふじっぴー」がデザインされている。パンフレットはA4判、なんと16ページで、各事業がびっしり網羅されている。県としては、13施設が無料開放されるほか、166事業が実施されるという。市町や民間企業の協賛事業は593件も予定されている。
静岡県がこれほどまでに力を入れる背景には、「県民の日」の認知度の低さがあるらしい。
そもそも8月21日が「県民の日」と決まったのは、1876年8月21日、当時の静岡県と浜松県が合併し、現在の静岡県が誕生したことに由来する。120周年を記念して、1996年に条例で定められたのだが、いまだに浸透していないのが実情のようだ。