神戸では「やきそば」と「そばやき」は別の食べ物らしい...違いは「火力」にあった!
お好み焼き通が絶賛する長田の店とは!?
次に「お好み焼き」と「そばやき」でAND検索してみた。すると――神戸市周辺のお好み焼き屋の名前が検索結果にずらーっと表示された。その中から見つけたブログ「神戸長田鉄板の鬼~燃えるそばめし魂~B級グルメ王~」には、次のように書かれている。
「真の長田人は、そば焼きを断じて焼きそばと呼ばない。」
「そば焼き(別名・・・焼きそば)は、お好み焼き界では、完全にお好み焼きの影に隠れた名脇役でありながら絶対になくてはならない存在である。」
ブログの管理人が絶賛する店が長田区二葉町にある「そば焼 いりちゃん」。これこそ投稿者が指摘していた「そばやき」とみた。
その後、あれこれ調べてみて納得。お好み焼き用の鉄板は火力が強い。またフライパンは底に熱い液体がたまるけれども、鉄板は水がたまらずすぐに蒸発する。そのような条件で麺を炒める「そばやき」は、なるほどフライパンで作るのとは別物なのだ。
......ということは、屋台で売っている焼きそばも「そばやき」になるということか!?
――うーん、何十年も生きてきて、この問題について深く考えたことは一度もなかった。今週末にでもお好み焼き屋に行って、鉄板で焼いた中華麺を味わってみることにしよう。