「けん玉」がクールな国際的スポーツに進化し、広島・廿日市で世界大会まで! 何このプレイ...
それにしても、何で廿日市なのさ?
十字状の剣と穴の開いた玉が糸で結ばれている「けん玉」は、大正時代に同県呉市で考案・発売された。当時、廿日市市にけん玉工場が建てられたことから、けん玉発祥の地として売り出している。新宮中央公園にはけん玉をモチーフとした大型遊具があり、市内にはけん玉の石像もある。
けん玉は何もなかった時代の子供たちが遊んでいたオモチャ。ゲーム端末やスマホの普及した今、遊ぶ人なんてほとんどいない――そう思い込んでいる人もいるだろう。
ところが、けん玉は「クールでカッコいいストリート系スポーツ」に進化していた。ブームの震源地となったのはアメリカで、プロプレーヤーまで誕生した。その人気はヨーロッパやアジアに広まりつつある。日本に逆輸入され、東京・原宿の路地でも音楽に合わせてアクロバティックな技を繰り出す若者たちがいるという。
Tricks - Level 10 : Kendama World Cup Hatsukaichi 2014(YouTubeより)