今や「ゲーセン」はお年寄りのためのもの!? 福岡で見えた実態
クレーンゲームにマンゴーが
福岡県をはじめ九州に多く展開されているゲームセンター「楽市楽座」ではシニア向けサービスが多く取り入れられています。
まず、店内のボリュームを以前よりも落として、長く静かに過ごせるようになりました。
また、高齢者が楽しくゲームを楽しめるようにクレーンゲームの景品に工夫を凝らしています。サバ缶やそうめん、ご当地レトルトカレーや梅干しなど、食料品を多く取り入れることにしたのだそうです。
これらの食材は、楽市楽座を経営する「ワイドレジャー(小郡市本社)」の社員が実際に試食したり、市場に出向いて価格交渉をしています。
甘みの高い宮崎産のマンゴーを狙ってクレーンゲームを楽しんでいた82歳のおばあちゃんは、とにかくいろんな食べ物がゲームでゲットできることに喜びを感じている様子でした。この日も高級マンゴーを1000円で3つ落として御満悦でした。
