韓国人がイメージする「福岡」とは? 「ラーメンうまい」「まるで韓国みたい」「でも修羅の国らしい」
福岡から韓国は東京へ旅行するよりも安くて近い。フェリーに乗れば約3時間で韓国第2の都市・釜山(プサン)に着く。韓国にとっても福岡は身近な都市で、街中で韓国人の姿を多く見かける。福岡にやってきた国内の観光客の中には、街中にハングル表示があふれている光景を見て、「ここは日本なのか? まるで他のアジアの都市のようだ」という感想を持つ人もいるほど。
そんな福岡を韓国人はどのように見ているのか。かの国のオタク系百科事典サイト「リグ・ヴェーダwiki」(日本で言えばニコニコ大百科みたいなイメージ)の福岡県のページには、次のように紹介されている。「勘違いじゃない?」と思われる記述もある一方で、日本人にはない斬新な視点にハッと気づかされる点もある。今回はその内容の一部を紹介しよう。
韓国人も「公園から手榴弾」は知っている
●福島とは全く違う地域なので混同しないこと。
●警察がマークする広域指定暴力団が 6つもある。手榴弾などが公園で発見されたり、ロケットランチャーを隠し持っていた人が摘発されたりしている。
●3大ご当地グルメは、博多とんこつラーメン、もつ鍋、水炊き。
●市内中心部の案内表示板には日本語や英語とともに韓国語、中国語が使われている。おかげで韓国へ来たのではないかと錯覚を起こすことも。
●国際旅客ターミナル停車場案内放送では韓国語及び中国語案内放送も行われている。釜山(プサン)だとソウルよりも福岡の方が近い。
●博多港や福岡空港の免税店のスタッフの半分以上は韓国語が話せる。正確な発音をする日本人もいて驚かされることも。
やっぱり屋台には興味津々らしい
●札幌や熊本をしのぐラーメンの本場。
●キャナルシティというショッピングモールが有名で、館内にある噴水は決まった時間に音楽に合わせてショーを行う。その光景が美しい。
●キャナルシティ内にあるラーメンスタジアムでは一定水準の店が集まっており、どこでもおいしいラーメンが食べられる。一定の売上を達成できないテナントは退店させられる。
●中州は日本で唯一屋台が合法的に商売できる場所とされている。外国人はあらかじめ価格を表示している店に行った方が良い。
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