土浦市のデカすぎる野望! 世界一の巨大噴水と「常磐線」で狙うは東京征服...なのか!?
500メートル級の巨大噴水が霞ヶ浦に!?
現在の日本一は「びわこ花噴水」(滋賀県大津市)で長さ約440メートル、高さでは「月山湖大噴水」(山形県西川町)が112メートルとなっている。これを上回る噴水発射装置を霞ヶ浦に設置しようというのだ。
首相官邸のウェブサイトには予想イラストを含む資料がアップされている。周囲に霞が関を眺望できる施設をつくり、水辺の賑わいを創出するのが狙いだ。下地作りは進んでいるのだろう。

霞ヶ浦は湖というより沼に近く、平均水深は4メートルほどしかない。高く噴射できないことから、びわこ花噴水のようなタイプを目指すとみられる。同噴水は大津の人気観光スポットとなっており、「夜のイルミネーションに彩られた噴水は見ごたえがある」と高評価する声が高い。
問題は霞ヶ浦の水質。茨城県は浄化に取り組んでいるにもかかわらず、1970年代くらいから一向に改善されない。2011、2012年夏にはアオコが発生して土浦市内に悪臭が漂った。
「せっかく観光客がいらしても...水質改善の方が先では?」
「浄化が進まない霞ヶ浦の水が周囲に飛び散ることにならないか」
という意見も根強い。