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野田線新名称「アーバンパークライン」肯定派たった3%...幼児「アンパンパンチライン?」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.04.24 16:41
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新型車両の導入や可動式ホーム柵の設置、清水公園~梅郷間の高架化工事、橋上駅舎化工事などが進む東武野田線。イメージを一新すべく2014年4月1日から愛称「東武アーバンパークライン」を導入したばかりだ。

「野田線のままがいい」33%

Jタウンネットでは4月10~24日の15日間、「東武野田線の新名称「アーバンパークライン」って正直どう?」というアンケートを実施し、茨城・埼玉・千葉・東京の1都3県で1742もの投票数をいただいた。

内訳をみてみよう。

新ネーミングに肯定的な選択肢である「カッコいい」が42票、「ピッタリ」が6票、「沿線に住みたい」が4票で、これらを合算しても52票(3%)しかいなかった。最も多く票が集まったのは、現状維持派の「野田線がいい」で579票(33%)。

否定的な意見はどれくらいの票が集まったのか。「覚えにくい」が108票、「都市公園線の方がいい」が57票、「似合わない」が223票、「ダサい」が278票。これらの合計は666票(38%)となる。

千葉も埼玉も「野田線がいい」

東武アーバンパークラインが通る埼玉と千葉の結果はどうだったのか。実は両県とも大きな差はない。

埼玉県の結果
埼玉県の結果
千葉県の結果
千葉県の結果

記事のコメント欄にも、辛らつな声が多く集まった。

「新名称は普通にダサイし、わざわざ認知されていた名前を変更する必要があるのか疑問。」(コマネチさん)
「路線名だけカタカナにされてもねぇ。優等列車はないわ、単線区間は残ってるわ・・・ とりあえず、全線複線化が先だと思うが。」(哲盛 長谷川さん)
「オレ、沿線の鎌ヶ谷出身。トシのせいか、このカタカナ名称じゃ覚えられない。困った。」(浅草ハシヲさん)
「やっぱり東武ソイソースラインがいい」(神奈川県・Sさん)

ツイッターでも、こんな投稿が。

せっかくの新名称にいささか厳しい反応が目立つ結果となってしまったが、そもそもこうした名前の変更は、最初はなかなか受け入れられないもの。むしろ地元の人たちがいかに「野田線」に愛着を持っているかがうかがい知れるといえよう。

時間はかかってもいつかは定着?

ちなみに東武鉄道は野田市内で「ソライエ清水公園アーバンパークタウン」という住宅分譲開発事業を進めており、今回の愛称命名も同事業とリンクしていると思われる。「タウン」の方が根付けば、「ライン」の定着にもつながりそうだ。

「Craft MAP」のデータをもとに作成
「Craft MAP」のデータをもとに作成

また東武鉄道には他路線に多く乗り入れている優位性がある。スカイツリーラインは東京メトロ日比谷線・半蔵門線・東急田園都市線、東上線は東京メトロ有楽町線・副都心線・東急東横線・横浜高速鉄道にそれぞれ乗り入れている。

東急沿線はリッチ層が多く住むことで知られており、車内の広告料金は大手私鉄の中でも高額と言われる。「アーバンパーク」の広告が貼られている東武車両が東急沿線を走るわけだ。

なお4月26日からは、埼玉県のマスコット「コバトン」と千葉県のマスコット「チーバくん」をラッピングした8000系6両1編成もアーバンパークラインを運行する。こうした取り組みが、いつかは地元に「アーバンパークライン」の名を根付かせる日が来るかもしれない。

ラッピング車両のイメージ(東武鉄道のウェブサイトより)
ラッピング車両のイメージ(東武鉄道のウェブサイトより)
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