「ひよ子」は本当に「東京名菓」なのか!? ルーツは福岡で工場は埼玉県...
実は「埼玉名菓」だった!?
さらにいうと、東京ひよ子は「メイド・イン・東京」ですらない。工場は東京進出以来一貫して埼玉県草加市にある。今年で工場設立50年を迎えたのを記念して、草加市内の小学校に入学する新1年生向けに、ひよ子のマスコットキャラクターをあしらった交通安全用反射材2200個を東京ひよ子は寄贈している。
これは広めなければならない。東京ひよ子は埼玉県草加市で製造されていることも。しかし、東京限定の塩ひよ子はうまい
— YT (@sland81) 2011, 11月 27
@marimo_tadokoro 東京ひよ子の本社は草加にあるから埼玉銘菓。いばらっきーは無関係じゃ。でもやっぱ、よけいにややこしくなったから日本の銘菓でいいや。外国に持ってけ。
— 中武一日二膳 (@2zen777) 2012, 10月 10
福岡で誕生し、埼玉で生産される「ひよ子」。もはやどこが「東京」なのだと思わなくもない。
とはいえ、50年にわたり「東京みやげ」として買い求められ、無数の人々を笑顔にしてきたこともまた事実だ。無理に「うちが本家!」と決めてしまうのも、なんだか無粋な話なのかもしれない。