多摩川、玉川、「多磨」霊園...いったいどれが正しいの?
東京都世田谷区の南西部に位置する二子玉川は、世田谷マダムが集まる玉川タカシマヤのある場所として知られている。2015年には楽天本社が移転する予定で、今後ますます発展が期待される。
最寄りは東急田園都市線・大井町線二子玉川駅で、そのホームの一部は野川と多摩川が合流する地点の上に位置している。おやっ?と不思議に思った人もいるのではないか。読みはどちらも「たまがわ」だが、「多摩川」と「玉川」がクロスしている。東急は玉川で統一しているわけではなく、東横線には多摩川駅がある。
いくつかの例外はあるものの、世田谷南部は「玉川」、府中市東部は「多磨」、それ以外は「多摩川」と覚えればいいだろう。
......と思いきや横浜市青葉区には「たまプラーザ」という駅もある。これは東急電鉄が手がけた「多摩田園都市」の中心駅となるところなので「たま」と命名された。
「多摩」「玉」「多磨」「たま」......関東出身者以外には、なかなか使い分けをマスターするのは難しそうだ。