消費増税で節約ばかりに気を取られがちだが、自由に使えるおこづかいを「増やす」という裏ワザがある。マネー上級者の間で今、百貨店各社が行う「友の会」への関心が高まっている。 年利8%超 銀行預金よりはるかにお得 「友の会」とは、百貨店が顧客に向けて独自に行う積み立て会員サービスのこと。毎月ひと口5000円または1万円を積み立てると、満期にボーナスがプラスされて戻ってくるしくみだ。ひと口の積み立て額や満期までの日数、ボーナス額、友の会のサービス名称などは百貨店によって異なる。 注目すべきは、その利率の高さだ。大手銀行の年利が0.025%(2014年2月現在)なのに比べ、友の会には8%を超えるところも。単純計算で12万円を預けた場合、1年後に銀行で受け取れるのは30円ですが、友の会では1万円増えるということになる。 百貨店側にとって友の会会員は"お得意様"だから、飲食代を安くしたり、友の会専用の休憩所を設置したり、新規・継続でプレゼントを用意したりと、色々なおもてなしをしてくれる。各社で特典内容が違うので、比較してみるとボーナス以外の魅力も見つかるだろう。 おこづかいの使い方見直すいい機会 もちろん注意点もある。利率分が現金で戻ってくる銀行預金と違い、友の会専用のお買物券やお買い物カードで戻ってくるため、会員になった百貨店でしか使えない。また、百貨店内には利用できない店舗も一部あるため、事前確認が必要だ。 あらかじめ諸条件を理解しておけば、百貨店は縁遠いと思っている人でも、 「自分へのご褒美に高級ブランドのバッグがほしい」 「世界の有名チョコレートやおいしいスイーツをたくさん買いたい」 「いつも使っている化粧品をおトクに買いたい」 など、使い道が決まっている場合にはとてもお得だ。アーティストの限定作品や、一般の観光客は入れない場所に行ける特別ツアーなど、「おあつらえ」を得意とする百貨店ならではの商品を購入するのにも適している。 増税をきっかけに、今までダラダラ使っていたおこづかいの使い方を見直し、百貨店を賢く利用するという道を選んではいかがだろうか。 1年後のボーナスが楽しみ 23区内にある百貨店の「友の会」一覧 ■三越・伊勢丹「エムアイ友の会」 http://www.mi-tomonokai.co.jp/ ■小田急百貨店「小田急レディスクラブ」 http://www.odakyu-dept.co.jp/card/ladiesclub/index.html ■京王百貨店「京王友の会」 http://info.keionet.com/circle/ ■大丸・松坂屋「大丸松坂屋友の会」 http://www.dmtomonokai.co.jp/ ■高島屋「タカシマヤ友の会 ローズサークル」 http://www.rosecircle.net/ ■東急百貨店「東急ファミリークラブ」 http://www.tokyu-dept.co.jp/tfc/ ■東武百貨店「クレソンサークル」 http://www.tobu-tomonokai.co.jp/ ■松屋「松屋友の会 クラブMG」 http://www.matsuya.com/clubmg/index.html