執筆陣が豪華すぎる サブカル通な知事発案の「無料」漫画サイト
2014.02.26 15:21
知事「漫画で岩手を町おこししたい」
コミックいわてWEBの発案者は、責任編集をしている達増拓也岩手県知事。元外務省官僚で衆議院議員を4期務めた。いかにも堅物そうな肩書きだが、ネット界では「サブカルに詳しすぎる知事」として知られている。
インターネットの普及前からパソコン通信を駆使していたそうで、「乙」「だめぽ」といったネットスラングを普通に使うことをツイッター上でカミングアウトしている。
知事が過去につぶやいた内容を見ても、漫画に対する造詣の深さがうかがえる。
「全部。『スティール・ボール・ラン』も。5部は衆議院議員時代苦しいことが多かった頃に読んでいて、大いに励まされました。 RT @spamotch 知事はジョジョの中では何部がお好きですか?この発言だと5部でしょうか?」(2010年8月投稿)
「日曜にテレビで宇宙戦艦ヤマトをやってますが、80年代の若者が子供の頃に流行った作品。今のヤマトも80年代に世に出たクリエイターが主導で、第3話の波動砲の説明等「トップをねらえ!」の逆影響で80年代ドライブがかかっている。過剰感、というのか。」(2013年4月投稿)
都道府県がコミックサイト開設に取り組んだのは全国初。実際の編集作業は外部の委託業者が受託しているものの、作品の発表までに知事が必ず目を通しているという。