埼玉がいつのまにか「菓子の王国」になっていた
2014.02.04 19:51
副知事「日本一は当分揺るがない」
大消費地東京に近く、関越道や東北道も通っていて北関東や新潟方面へのアクセスもいい。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の開通で利便性がさらに増したことが、食料品系の工場の進出が増えている理由と考えられる。
チョコレートとは若干異なるが、原宿スイーツで有名な老舗洋菓子メーカー・コロンパンもまた2012年5月、加須市に埼玉工場を竣工した。その記念披露パーティーに出席した副知事は次のようにスピーチした。
「埼玉県は洋生菓子の出荷額が日本一。新工場が加われば、日本一の地位は当分揺るがない」
菓子メーカーの工場建設は今後も続く。今年4月には中央軒煎餅、来年12月にはシェリエが県内でそれぞれ新工場の操業を開始する予定だ。