無理やり感漂う? 北海道のゆるキャラ「つくつくオホーツクん」
TOKYO MXのバラエティ番組「みうらじゅん&安齋肇のゆるキャラに負けない!」。2014年1月23日放送のゲストとして北海道からはるばるやって来たのは、「つくつくオホーツクん」だった。
名前の由来はセミの「ツクツクボウシ」かと思いきや、「運がつく」と「力がつく」をかけているそうだ。チャームポイントは3つ並んだハッピーな笑顔。青はオホーツクの「天力」、緑は「地力」、オレンジは「人力」をそれぞれ表わしている。
スタジオに現れた「つくつくオホーツクん」、とにかく歩幅が狭くてスピードが遅い。腕がないので、転んだら一人で起き上がるのは容易ではなさそうだ。同行者のオホーツク総合振興局の担当者も、
「あくまでシンボルとして最初できたんですけど、それを無理やりゆるキャラに...」
と告白。みうらじゅんは、即座に「観光協会の方から『無理やり』って言葉いただきました!」と大喜びしていた。
もう1人のMC安齋肇は、つくつくオホーツクんから預かった手紙を代読した。ボディから生じるハンディを嘆く内容だった。
「仲間のゆるキャラたちと神社にお参りに行ったんだけど、足が短すぎて、置いてきぼりにされて寂しかったんだよね」
その写真はウェブサイト「必勝!! オホ☆キャラ選対本部」に掲載されている。つくつくオホーツクんが石段をすぐには登れず、1人ぼっちにされている様子は哀愁をそそる。
そんなオホーツクんに、仏像マニアのみうらじゅんがキャッチフレーズをつけた。その名もズバリ「ボクは縦並びの阿修羅像ツク」。風貌とは裏腹にずいぶんと勇ましい印象を受けるが、みうらじゅんなりの励ましだったのかもしれない。